川瀬浩介|生きる。

或るロマンティストの営み

【お知らせ】《ROCKSTAR》Gold Awardに輝く

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新作プロジェクト《ROCKSTAR》、悲願のGold Awardに輝く!

 

nittoh(旧社名 日東光学)が開発した超薄型LED照明=Lightfaceを用いたハッカソン〈Light Hack〉に参加していたこの2週間。

 

3組の受賞作品のひとつに我が《ROCKSTAR》が選ばれた。

 

会場に入って製作を行なった最後の24時間の追い詰められようは、まさにハッカソンならではの臨場感だった。年に一度、こうした試みに参加しているここ数年だが、あの窮地に立たされた状況に舞い戻る度、

 

「嗚呼、この苦しみはもう2度と味合わないと誓ったはずなのに」

 

と一年前のことを思い出す(気力も体力も限界を超えた真夜中に作業が詰みそうになったときに限って)。

 

しかも今回は、昨年から始めた「光を奏でる」ための試みを、最新の照明機器に応用させたかったため、15年前のぼくのキャリアの始まりと同じように、たった一人での挑戦をしたものだから、最もタフネスさが求められる状況に自分を追い込んでしまった(それが好きなのだが──自分のなかのS性とM性を使いわけている?)。

 

賞のことなど作業中は頭のどこにもなかった

 

──イメージしたものをカタチに──

 

それだけに専心していたのだが、作業開始から8時間分の成果をいったん破棄して、ゼロから筺体を作り直しすと決めたときには、我がプロジェクトX理論に則り

 

「これは間違いなく素晴らしいものに仕上がる」

 

と確信したものの、立ちっぱなしの足腰は震えと痛みにもはや発狂寸前。作業開始からちょうど24時間後に始まったプレゼンテーションで吼えるギターで光を奏でたときには、ほとんど眠りに落ちそうになっていた(発表を終えるまでの体力しか残さないのがハッカソンの流儀?)

 

何れにしても、結果が2つもついてきて、本当によかった

 

満足いく作品に仕上がったこと──

開発されたみなさん、審査員、関係者すべてに喜んでもらえたこと──

 

このところ、15年前の引き寄せが舞い戻ってきた実感がある

 

──キセキガトマラナイ──

 

必要な材料を求めて出かければ、無意識に足を運んだ先に必要なものが揃っていたり、間違えた手順が実は好結果を生むことになったり…他、今回の撤収中、渋谷の街中で横浜の仲間たちを見かけたり…ついでに暴露すると前の◯◯の後ろ姿を見かけたり…と、大小様々、エピソードには事欠かない(苦笑)

 

──クリスマスに頂いた「日常を楽しむ」という教えが日々、連なっているようだ──

 

一夜明けて、改めて想う──

 

ぼくに関わるすべてに感謝を。

 

明日は、入院中の母に報告に行こう

 

【追伸】3月1日〜5日、渋谷ヒカリエで展示されます──もちろんギターを弾くつもり

 

Light Hack “Lightfaceと描く、未来のあかり” - japan-minute

 

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