川瀬浩介|生きる。

或るロマンティストの営み

日記

【目撃者となった夜】

2018年8月31日気づけばだいぶながく現場をご一緒しているが、ホワイトアスパラガスの普段の姿を観たことがなかった。沖縄での仕事の合間の時間、彼らが〈あの爆笑ネタ〉を稽古している様子を傍らで眺めていた。あんなに腹を抱えて笑ったのは、思春期…

【美はときに人を惑わす──6日6色の東シナ海】

2018年8月28日前日の10時に現地を出て、帰宅したのは18時──それからほとんど丸一日、眠っていた。帰宅後、ぼんやりしながら記録動画を自宅のテレビモニターで確認している間に、案の定、眠りに落ちた。生理現象で起き上がったのか、腹が空いて目覚め…

【さよならの朝に】

2018年8月26日早朝に目覚めて、ベッドを見つめる──。沖縄滞在最後の夜は、こんな調子だったらしい。──ベッドに潜り込む気力さえなかった──打上げを終えて客室に戻ったのは、25時過ぎ。休むまもなく着替えて、24時間使えるジムに向かった。滞在期間中…

【沖縄パフォーマンス最終日】

2018年8月26日本番6日目。4日目を終えたあたりから、絶えず朦朧としている。音源編集──。昼夜の本番──。音響操作──。記録動画撮影および編集──。MC──。キャプテンシー?──。標準の2倍くらいはある体型をしているのだから…3人前は食べているのだから…5…

【恍惚のとき】

2018年8月2日事務専用机を設けた。これまではスタジオ内で並行して行っていたのだけれど、実に能率が上がらない──事務を始めると空間は書類であふれて作曲に手がつけられなくなり、作曲に集中するため書類を整理すると、今度は事務が滞ってしまう。──…

【目がくらむ】

2018年8月1日まるでアスリートのようだ。限界まで歌うことに挑戦する──すると、もはや起きていることさえ難しくなり、そのまま眠りに就く。数時間経過して目覚めると、近頃の筋トレの効果か? それとも、歌うこともトレーニングになっているのか? 全…

【喉が軋む】

2018年7月30日ファルセットの限界値まで挑戦──。喉がちぎれそうな痛みはこれまでも何度か味わっているが、調子が良くない状態でトライしているものだから、余計に痛む。かれこれ6時間も休まず歌ってたのか…。調子に関わらず、それは無理というもの。…

【ようこそ! 真新しい自分へ】

2018年7月28日昨夜に続いて、今夜もスパイラルホールへ。嵐が過ぎたあとの東京の夜空には、満月が浮かんでいた。Ryoji Ikeda《C4l》──この作品も昨夜の《formula》と同様に、12年ぶりに観ることになった。当時よりも様々な経験値があがったためか、感…

【東京の真夜中の嗜み──Ryoji Ikeda concert pieces】

2018年7月27日東京は、25時──。真夜中である。雨が近づいているせいか、とても涼しくて静かな夜──。そんな夜に、ぼくはひとり車を飛ばして、ご縁あるあの場所へ向かった。──Ryoji Ikeda concert pieces──初演から、全国各地で何度も見届けてきた作品…

【武道館への道は果てしなく】

2018年7月13日森山開次《サーカス》もご覧いただいたACIDMANのツアーファイナルを堪能。ロックバンドだけが放つ眩い光と、それを受け止めてさらに増幅させ共振させるファンのみなさんの情熱を眺めていた。──このときこそを、幸福と呼ぶ──いつだってそ…

【37年ぶりの沖縄】

2018、夏──。 37年ぶりに沖縄へ再訪。 さて、ここで何が起きるのだろうか? #瀬良垣 #座間 #衝撃のラフテー #ソーキそばとジューシーセット #猪肉の刺身 #ロースと内もも #アイス探求再び #ひとりで来るべきじゃない客室 #下見 #ブライダルのためではないこ…

【初日2公演終了】ひびのこづえ×ホワイトアスパラガス×川瀬浩介《WONDER WATER》@東京芸術劇場 TACT FESTIVAL 2018

2018年6月30日 気づけばもう20年来の付き合いになる友人が駆けつけてくれて、終演後、ランチへ出かけた。 相変わらずの寝不足による体力不足と今日の暑さで朦朧とし始めるなか、偶然に入ったのが、ネパール系カレー店。二種選べるランチメニューから…

【無欲な情熱が燃えたぎるその場所へ】

2018年6月16日母の不在が続いた当時、こうして台所の脇に練習セットを組んでいたことを思い出した。こうして再びここに準備をしたのは、今年の春、今のところ最後となった一時帰宅に備えて撤去して以来だろうか?──演奏は、一種の瞑想効果があるよう…

【Spotify体験中】

2018年6月15日 いよいよCDプレイヤーさえ持っていない世代との交流が始まり、SpotifyをPremiumアカウントにアップデートして体験してみている──先んじて利用していたApple Musicの音源と聴き比べたりしながら。ふと思い出して、Allan Holdsworthの作…

【東京湾上空にスワンをみた日】

2018年6月3日、夕刻──。市原からの帰り道、東京湾上空にスワンが現れた。その飛翔の様を見つめていたのは、ぼくだけだったようだけれど──。#市原湖畔美術館 #art #artfrontgallery #ダンスパフォーマンス #performance #新体操 #rhythmicgymnastics #引間文…

【果たすべき約束がある幸運】

2018年6月4日6月3日──市原湖畔美術館での、ひびのこづえ展パフォーマンスプログラム、無事、閉幕。未だ経験のない、ながいながいロードを終えた気分だった。そのエンディングに相応しい極上の上演と、まるで映画のエンドロールを眺めているような助…

千秋楽開演前【ひびのこづえ×引間文佳×川瀬浩介《Humanoid LADY》6/3/2018】

2018年6月3日 会期中10回予定されていたパフォーマンスプログラムも、いよいよこのあと15時からの公演で千秋楽。我らが主演女優は、今日も丹念にリハーサルを行なっていた。今日はトラブルもなく、ここまで順調。あとは無事の完遂と満足できる結果が導…

【人知れず波瀾万丈】

2018年6月2日明けて現在、翌3日、午前3時──昨日、現場入りしてから見舞われた風邪のような症状もようやく収まってきている。昨晩の夕食後、宿に着いて即、入浴したあと眠りに落ちたのは、恐らく21時ごろ。風呂で温められた微熱を帯びた身体はほどよく…

【ひびのこづえ×引間文佳×川瀬浩介《Humanoid LADY》6/2/2018】

2018年6月2日 機材トラブル・鼻炎・悪寒・鼻・復旧・発熱──大感動巨編、誕生──夕食・鼻水・鼻炎・発汗・発熱めまい・鼻水・眠気・明かりを消す元気ない#市原湖畔美術館 #audio #録音 #ミックスダウン #recording #mixdown #logicpro #logicprox #ablet…

【今日という日はいつだって思いもよらない出来事で溢れている】

2018年5月26日森山開次《サーカス》@ 新国立劇場──。いよいよ終盤に差し掛かり、1週間ぶりに、ダンサーにとってはとてもハードな、マチネ・ソワレ2公演を完遂。早いもので、明日27日を持って千秋楽となる。公演中、音響オペレートは劇場のスタッフ…

【願いが叶えられた日】

2018年5月23日今日は朝から緊張していた。──母と《サーカス》を観に行く──子供帰りが激しいこの頃、本番に支障を来すような迷惑を母が起こさないか? または、途中で予想もしていないような体調不良が起きないか?あらゆるケースを想定しながら、母に…

【見憶えのある青空】

2018年5月20日森山開次《サーカス》2018再演 2日目──。初日を無事に終えてやり切った感覚が強くでたのか、案の定、疲れが回り始めている。どれくらい疲れているのか説明するのは難しいが、言葉にするとこうだ。──この2日間で4回、口の中を噛んだ──し…

【森山開次《サーカス》2018年再演 初日】

2018年5月19日初日の幕が開けてしまえば、ぼくの出番はおしまい。あとは、劇場の音響チームと作り上げたこの音空間をお客さんと一緒に楽しむだけ。自身も3年ぶりにこの作品を観て、新たに思うことがたくさんある。子供のころ、母に連れられていった実…

【森山開次《サーカス》開幕】

2018年5月19日初日、劇場入り──。3年前の初演時同様に、出演者、スタッフの安全を期して、神棚に祈りを。#audio #録音 #recording #mixdown #logicpro #logicprox #ableton #abletonlive #art #パフォーマンス #サーカス #circus #performance #新国…

【森山開次《サーカス》5/19開幕】

2018年5月18日最終リハーサルを終え、公開ゲネプロに向けて各自準備中の図──。いよいよ、明日、5月19日、開幕。#audio #録音 #recording #mixdown #logicpro #logicprox #ableton #abletonlive #art #パフォーマンス #サーカス #circus #performan…

【森山開次《サーカス》まもなく開幕】

2018年5月17日舞台照明、仕込み中の図──。劇場の照明の美しさを知ってしまったからこそ、光を扱う作品を手がけることになったのだと思い返しながら、作業の様子を見学している。音楽や光は形がないゆえに、その存在を感じさせないことがあるけれど、…

【大切なことを見逃さないように】

2018年5月13日ひびのこづえ×島地保武×川瀬浩介《FLY、FLY、FLY》──。ひびのこづえ展開催期間中に予定されていた4回の上演がすべて終わった。この10年ほどの間に手がけてきたダンス作品のなかでは、音楽も含めて比較的難解な要素を多分に含んだ内容と…

【ひびのこづえ×島地保武×川瀬浩介《FLY、FLY、FLY》、再び】

2018年5月12日公演、完遂。 4月の初演時に続いて、このチームでの2度目の市原へ。 午前9時に新宿を出発して、昼前に現場入り。機材セッティングを済ませて正午から丁寧にリハーサルを行った成果が、今日の上演では表現できた。 終演後は、すっかり馴染みにな…

ぼくを映す鏡

熟考に熟考を重ねて、やはり朗読を録ることにした ──ぼくを映す鏡── そのためには、ギター以外にもこの声が欠かせない…そう思ったから。 あのときあの場所で、その空間に身を寄せていたときに自然と湧いてきた言葉がある(そう、今の激痛を招く原因のひとつ…

梅雨空の朝に

梅雨空の朝は、薄暮の頃のように穏やかな光を運んでくれる ──足すのか? それとも引くのか?── 限りなく少ない要素で…という思いを胸に、仕上がりに耳を傾けながら思案する時刻。 #スタジオ #作曲 #studio #composition #サラウンド #surround #logicpro #lo…